日に日に長くなっていくブログに、何か解決策を見出さなくてはと思い、ついに《番外編》という新手のジャンルを取り入れることにしました。
どんどん活用していきます。よろしくお願いします。
今回は行けば必ず掘り出し物見つかる!と評判の、NYで最もオススメしたいヴィンテージショップとその穴場店舗、私の購入品も合わせてご紹介していきます。
目次
NYといえばファッション、ブルックリンといえばオシャレなヴィンテージショップ!
ブルックリンの観光といえば、必ず入るキーワードが古着屋・ヴィンテージショップ巡りではないでしょうか。若いアーティストやクリエイター文化が根付いたエリアなので、カフェもショップも非常に感度が高く、いざ街を歩いてみると本当にオシャレなショップばかり。
私はそこまで古着に詳しいわけではありませんが、ブルックリンといえばヴィンテージショップ!ということで過去に数店巡り歩いた経験から、古着初心者でも取り入れやすく、かつ価格も良心的である、というポイントを重視して最もオススメのお店をご紹介します!
見やすさと圧倒的な品揃え!古着初心者にオススメのヴィンテージショップ
Beacon’s Closet (ビーコンズ・クローゼット)
お店の名前はBeacon’s Closet
結構有名なお店なので、すでにご存知という方も多いかもしれません。
通称ビーコンと呼ばれていて、現在、NYCには4店舗を展開中。
1店舗がマンハッタンで残り3店舗はここブルックリンにあります。
ビーコンズ・クローゼットの特徴は、
古着の買い取り販売を行っている
そのため、店舗によって品揃え・グレードに非常にバラつきがある
とにかく安い
ということ。
ちなみに私は2年前と今回を合わせてNYCにある全4店舗を周りましたが、なかでも今回はアタリだと感じたのでまずは店舗のオススメランキングを私の独断と偏見で発表したいと思います。
穴場の店舗は?私の独断偏見ランキング
まずは第3位から…(ワーストとベストで最後まで引っ張る、ありがちな作戦です。是非温かい目でお付き合いください。)
Brooklyn, Greenpoint (グリーンポイント)
(URL:https://beaconscloset.com/pages/greenpoint)
場所はこちら。
Greenpointはブルックリンきってのトレンド発信地といわれるWilliamsburgの北に隣接したエリア。
かつてポーランド系移民が多く暮らしていた名残から古い街並みの歴史と新しいトレンドがミックスされた現在進行形での変化が感じられる魅力的なエリアです。
そんなGreenpointにあるこの店舗はとにかく大きくて、その広さは1日では回りきれないのでは、と思うほど。その分品揃えも多く、変わったデザインやアイテムが多い一方で、ハイブランドや質のイイものはほぼ見当たりません。たまたま私が訪れたタイミングが悪かったのかもしれない、という点も考慮してのこの順位です。
続いて第2位は…
Manhattan, Union Square(ユニオンスクエア)
(店舗:https://beaconscloset.com/pages/manhattan)
場所はこちら。
マンハッタン唯一の店舗が第2位です。ここは正直1位の店舗とかなり迷いました…。
ほぼ同率1位といってもいいくらい、かなりの僅差ですが今回の旅で購入したものがとても気に入っているので、とりあえずこちらを2位ということにさせていただきました。
マンハッタンの中でもユニオンスクエアというとてもアクセスしやすい場所にあることに加えて、この店舗がオススメな理由は品揃えにとにかくハイブランド落ちてる率が高い!ということです。
というのも、実はこのすぐ近くにとある有名なファッション大学があるのです。
その関係で、質の高いブランド品に巡りあえる確率が非常に高くなっているようです。
ちなみに私は2年前にこの店舗を訪れた際に、NINE WESTの靴を$20、ST. JOHN(アメリカの高級ニットブランド)のニットを約$23でゲットしました!
古着とはいえ商品状態もとても良く、どちらも正規で購入すれば$200はくだらないと思うのでたった$20ちょっとで買えたことにとってもテンションが上がったのをよく覚えています!
イイものが高いのは当たり前、でもイイものを安く手にいれたときの満足感って自分の目利き力みたいなものも含めて肯定されているようで特に嬉しさ倍増なんですよね、私の場合。
この感覚こそが、ヴィンテージショップ巡りの醍醐味なんじゃないかなと古着初心者ながらに思っています。
さぁ、続いて栄えある第1位…
……の 発 表 の 前 に!!(茶番)
私の独断偏見ランキング、残念ながら最下位となってしまった店舗の発表から…
Brooklyn, Park Slope (パークスロープ)
(店舗:https://beaconscloset.com/pages/park-slope)
場所はこちら。
プロスペクトパーク近くの閑静な住宅街にあるこちらの店舗が第4位となってしまいました。
店舗面積はマンハッタンのお店とほぼ同等、そんなに広くないのでフラッと入って見やすい大きさだと思います。
が、とにかく品揃えが微妙すぎる…。ファストファッションのブランドを(比べてそんなお得でもない値段で)わざわざヴィンテージショップで買う必要があるのだろうか。マンハッタンの店舗でお買い物した半日後、というタイミングも重なり、このあまりの差にとてもガッカリしてしまいました。
場所的にも何かのついでならまだしも、個人的にはBeacon’s Closet目指してわざわざこの店舗に行かなくてもいいのではないか、と思います。
そしてそして、今回お買い物で大満足!堂々第1位の店舗が…
Brooklyn, Bushwick (ブッシュウィック)
(店舗:https://beaconscloset.com/pages/bushwick)
場所はこちら。
Bushwick(ブッシュウィック)聞き覚えありませんか?
先日の《3日目後半》記事で書いたローチョコレートで有名なFINE&ROWのすぐ近くです。
若手アーティストが多く、グラフィティアートが街中に溢れるエリアです。
この日もお店のすぐ近くで作業中の方を見かけました。
どんなアートになるんだろう…?
私何を隠そう絵心皆無な人間なので、(4本足の動物を真横からしか捉えられないタイプ)絵を感覚で描ける人は無条件に尊敬に値します。素晴らしいです。
そんなBushwickの店舗がオススメの理由は、ブランドの質がいいことに加え、(デザイナーズブランドが充実)ノーブランドでも素敵なデザインに巡りあえる率が高いからです!
こんな感じでだいたいの色別に見やすく、きれいに分かれています。
個人的な好みもありますが、私が手に持って悩んだ服や小物の数が圧倒的に多かったのが、ココ、Bushwickの店舗。
(買取風景。お店のレジです。)
とにかく全体のバランスがいいので古着初心者にもオススメだし、掘り出し物が多いことからヴィンテージ大好き!って方にも自信を持ってオススメしたい私のお気に入り店舗です。
ちなみにどの店舗にもフィッテイングルームがあるので、試着してから購入することも可能ですよ!
※こちらで記述した内容は主にレディースの場合です。メンズに関してはよく分からないので何とも言えませんが、個人的な感覚でいうと大きく当たり外れはないかな、と思っています。
またこれを言ったら元も子もないと思われてしまいそうですが、古着というのは、時期やタイミング的な要因で大きくラインナップが左右するので、結局は行った先での奇跡的な出会いが運命の1着なんだと思います。なので、実際に行かれる方はこちらの私のランキングも参考程度に頭の片隅にに止めておいて頂けたら幸いですm(_ _)m
あのKate Spadeがたった$◯◯?!私の戦利品をご紹介!
続いて、実際の私の購入品をご紹介していきます。
残念ながら洋服をオシャレに撮影する技術を持ち合わせていないので、平置き状態で洋服の雰囲気を生かしきれていないかもしれませんが、どうかご了承ください。
また「こうやって撮るとオシャレに見えますよ!」なんていう、ありがたきアドバイスも同時に募集中です。宜しくお願いします。
Kate Spade New York (ケイト・スペード ニューヨーク)の白シャツ
まず1つ目がこちら。
クリーンな印象の白シャツに裾が少し広がったデザインが可愛いな、と思ってゲットしました。デニムはもちろん、ブラックのスキニーでモノトーン、タイトスカートや小物やバランスに注意したらワイドパンツなんかにも合いそうです。
また襟や裾のデザインを利用して、ニットとの重ね着も楽しめそう。
オールシーズン着回せそうなところもポイント高◎
ケイト・スペード ニューヨークといえばNY発祥の代表的なライフスタイルブランドの一つ。
※《1日目後半》の記事でショーウィンドウを眺めながら「こんなの着てNY歩きたい!」と私が憧れを抱いていたブランドです。
ちなみに、もっと詳しく説明するとこちらの白シャツは2016年春コレクションより展開されたカジュアルウェアが中心の「BROOME STREET LABEL(ブルームストリー レーベル)」のものになります。
肝心のお値段ですが、元値は$168 (日本円で約2万)
それがなんと…
驚きの$21.95!!!(今のレートで約¥2500)
お買い得すぎませんか?商品状態もとても綺麗で、サイズもちょうどいい感じでした。(xxsで恐らく日本のSサイズくらい)
私は首が短いのがコンプレックスなので首詰まりのシャツは割と苦手な分野なのですが、デザインが気に入っているので何とか小物で工夫して着たいなぁと思っています。
コムデギャルソンのアイコンTシャツ
続いてはこちら。
コムデギャルソンのボーダーTシャツです!
私の旅ブログを続けてご覧になって下さっている方は薄々お気づきでしょう。
こちらは《2日目前半》で書いたメトロポリタン美術館でのコムデギャルソン創始者・川久保玲 展での影響を大きく受けたチョイスとなっています(笑)
(言い訳じみた補足をすると、帰りの飛行機で着るラフな洋服が足りなくなったというのもあります)
Tシャツ1枚と考えると定価ではなかなか気軽に買えないお値段なので、このタイミングで出会うことができて本当にラッキーだったな、と思っています。メトロポリタン美術館での体験も含めて形として思い出に残りますしね!
こちらのお値段も
同じく$21.95!
サイズはMで少し大きめでしたが、上述した通り首が詰まるのは苦手なので(普段のTシャツはV字ネックがマスト)程よくゆるっとしていい感じでした。
大切に着ます。
Nannete Lepore(ナネットレポー)のレーストップス
洋服部門のラストはこちら。
胸元のカッティングが最強に私好みのNanette Leporeのレーストップスです。
これくらい鋭角にあいてくれていると首元並びに輪郭ラインのコンプレックスから少しばかりですが解放されるので安心です。(ピッタリしたタートルネックとかもはや拷問)
パンツやスカート、割と何にでも合わせやすく、カジュアルで合わせても上品な印象になりそうなところが気に入って購入してみました。
Nanette Lepore(ナネットレポー)もまたニューヨークでコレクションを発表しているアメリカのブランドで、フェミニンで少しセクシーな、女性らしい雰囲気のデザインが人気のブランドです。個人的には同ブランドのレース系の繊細なトップスが特に可愛くて好きです。
またセレブにファンが多いことでも有名で、(スカーレット・ヨハンソン、テイラー・スウィフトなどなど)『ゴシップガール』や『Glee』などの海外ドラマでも多数着用シーンがみられます!
ドラマ:ゴシップガールに登場するナネット・レポー(Nanette Lepore)の服たち
出典:NAVER まとめ https://matome.naver.jp
日本ではバーニーズニューヨークなどで取り扱いがありますが、ライセンス契約なのでアメリカとの価格感とは少し異なるかもしれません。
アメリカでは高級ブランドとして認知されているブランドの一つです。(サイトを見ていただくと分かりますが、ブラウス一枚$300くらい)
ですが、こちらのお値段がなんと$18.95!!(約¥2200)
安い…。
実際着てみるとサイズが少し大きかったので、何とか他でバランスを取りながら着ていきたいと思います。
MILLY(ミリー)のバッグ
最後に小物編。
今回の購入品の中で私の最もお気に入りなのがこちらのバッグ。
MILLY(ミリー)という、こちらもNY発祥のブランドの一つで、上品ながらもエッジの効いたデザインが魅力の人気ファッションブランドです。
ブランドのバッグが欲しい!というよりは、大きすぎず小さすぎず、普段使いにちょうどよくて何にでも合わせられる万能系バッグが欲しい!と思っていた私にはまさにドンピシャで、入り口付近のラックでこちらを見つけた瞬間即決でした…!!
しかも中の収納力も抜群で
内ポケット2つにチャック付き収納、バッグの外側それぞれにもマグネットタイプの収納スペースがあるので、適当に荷物放り込んでおくだけで勝手に中が整理されていくという(さすがにそれはない)魔法のようなバッグ。
MILLYのバッグを正規で購入すると、この大きさのタイプでおそらく$400〜$500はすると思うのですが、こちらがなんと…
$34.95(約¥3900)!!!!
もはやZAR◯とかのバッグのより安いレベル…。
こちらも商品状態がとても綺麗で、本当に文字通りヘビロテしています。
ということで、以上が私のBeacon’s Closetでの購入品でした。
個人的にはどれもとても気に入っていて、大満足のお買い物ができたなぁと思っています。
まとめ
- 古着初心者にオススメのNYのヴィンテージショップはBeacon’s Closet!
- 穴場の店舗はManhattanのUnionSquare近く、BrooklynのBushwickの店舗
- 旅の思い出にNY発祥ブランドをお得にゲットすべし
いかがでしたでしょうか?
実際に行く予定がある方も、そうでない方も、NYヴィンテージの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
それでは、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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