少し間が空いてしまいましたが、NY旅行記事、まだまだ続きます!
今日は前回の続きなので《4日目後半》です。
ちなみに前半の記事はこちら。時系列が繋がると思いますので、まだ読んでいない方は是非ご覧下さい。
それではコスメから一旦気持ちを切り離して(笑)さっそく振り返っていきます。
♪New Yoooork~~ Concrete jungle where dreams are made of
There’s nothing you can’t do ~~Now you’re in New York! ~♪
(♪Empire State of Mind/ Alicia Keys より、いきなり脳内熱唱中。往路の機内で聞くと本当テンション上がる一曲なので是非。)
目次
究極のNY夜のエンタメ!本場ブロードウェイはやっぱり凄かった…!
ニューヨークといえば◯◯!
この◯◯、皆さんは何を思い浮かべますか?
私は肉とかバーガーとかマフィンとかチョコレートとか、まぁ、とにかくたくさんあるんですけど(偏りすぎw)やっぱりエンターテイメントの印象って強いのではないでしょうか。
そしてNYのエンターテイメントといえば1番に思い浮かぶのはブロードウェイミュージカル!!
いつかは本場で鑑賞したい!とお考えの方も多いと思うので、予約の仕方、お得なチケットの買い方、私が感じた鑑賞の注意点からオススメのプログラムのご紹介まで体験に基づき、まとめてご紹介します。
ブロードウェイってなに?
何となくイメージできる方が大半だと思いますが、一応言葉で説明するとブロードウェイとはマンハッタンのタイムズ・スクエア周辺にある500席以上の客席を持つ舞台のこと。
代表的な演目は「ライオン・キング」「アラジン」「オペラ座の怪人」といったら熱心なミュージカル好きでなくとも、すぐイメージできますよね。
それでは200席未満の小規模の劇場のことは何と呼ぶでしょう?
ヒントは旅前半で私が、仮面をつけた外国人観客に追いかけられ続けるという衝撃恐怖体験をしたアレです。笑
そう、正解は「sleep no more」を鑑賞したオフブロードウェイ。
衝撃体験、関連記事はこちら。↓
オフブロードウェイでヒットして、晴れてブロードウェイデビュー!という作品も多数あるので、王道だけでなくニッチな作品も鑑賞したいというミュージカルファンの方は是非チェックしてみるといいかもしれません。
チケットの買い方、安く手に入れる方法は?
チケット入手の方法は大きく分けて、現地で手に入れる方法と日本から予約する方法の2種類があります。
ちなみに料金は、曜日、プログラム、座席などによって大きく変わり、
最安だと約$30〜
高いものは$300近くするものも。
【現地で入手する方法】
①事前に公式サイトで予約する(英語のみ)
すべて英語なので苦手な方には難易度は高めですが、鑑賞するのに一番確実な方法です。
クレジットカードで決済したら、予約番号が送られてくるので当日劇場のチケットオフィスに行き、チケットを引き換えるだけでOK。定価購入。
②直接、劇場のボックスオフィスに行く
ボックスオフィスとは各劇場のチケット売り場のことで、空席があれば希望日時の好きな席を選んで購入できます。
人気の演目であれば予約段階で埋まってしまことが多いので、上の方法に比べると確実とはいえませんが、運がよければキャンセル分や立ち見券を入手できるかも。こちらも基本的には定価購入。空席の目立つ演目は割引チケットを販売していることもあるそう。
③tkts(チケッツ )に行く
当日券を格安で手に入れる方法!
演目にもよりますが、当日の公演チケットが最大50%オフ入手可能です。ブース近くの電光掲示板にその日の演目と割引率が表示されるので確認して窓口で伝えればOK!タイムズ・スクエア店は夜の部の公演チケットを15:00〜(火曜日は14:00)販売開始します。手数料があり、1枚につき$4.5〜。
↑こちらです。
定価に比べかなりお得にチケットを入手できる方法ですが、当日にならないといつ、どの公演が販売されるかわからないことに加えて、ブースは長蛇の列なので、時間を有効に使いたい短期間の旅行者には不向きかもしれません。逆に滞在期間も長く、時間に余裕がある方にはすごくオススメ。私が留学生なら絶対この方法で何度も鑑賞してるはず!
【日本で予約する方法】
①事前にチケット・エージェンシーを利用する(一部英語)
などチケットエージェンシーのHPにアクセスして購入する方法。希望の日時、演目を選ぶと空席状況が確認でき、そのまま購入が可能。クレジットカード支払いで、公式サイトと同じく予約番号が必要。定価料金に加えて手数料が$7.5〜。
②日本のチケット会社を利用する(日本語のみ)
割高ですが価格や座席など全て日本語なので、とにかく確実に購入したい方にオススメ。
見所たくさんのニューヨークなので、絶対に観たいミュージカルがある場合は事前に、確実に予約するのがベストだと思いますが、チャンスがあれば観たい!というくらいであれば、現地で安いチケットを探すのもいいかもしれません。
観劇マナーや注意点、ドレスコードについて
もともと、ミュージカル鑑賞の様な優雅で高尚な趣味を持つ私ではないので、初めて訪れた際はかなりドレスコードを気にしていましたが、実はドレスコードは存在しません。観光帰りのデニムなどラフな感じで全然OKです。
ただせっかくニューヨークで本場ブロードウェイを鑑賞する、というスペシャルな体験をするのであれば、少しドレスアップしていくと気分が上がってより鑑賞を優雅に楽しめるというのはあると思います。
特に女性はそういう気分やムードって大事ですよね!
私はこの日直前までコスメハンティングに奔走していたので、デニムにスニーカーでカジュアルど真ん中でしたが、せめてメイクだけはと思い、夜仕様にしっかり直して行きました(笑)
それから劇場のマナーですが、開演の30分前には到着していた方がいいでしょう。
当然ながら、上演中の飲食、撮影、録音は禁止。
携帯電話は電源を切るかマナーモードに。
再入場する際にチケットの半券が必要なので無くさないようにして下さい。
また夜の部の上演終了は21時〜23時を回るものがほとんどなので、当日の夕食は先に済ませておく方がベターです。
私は前述の通り、直前までコスメばっかり見ていたので上演終了後にはもうお腹ペコペコで、その後しっかり食事ができるレストランを探すのにとても苦労しました。(時間的に)
もちろん辺りが深夜まで賑やかなタイムズ・スクエアなのでファストフード系なら選択肢はたくさんあります!
あと、前回も今回も感じたのは、とにかく劇場内が冷えるので上着やストールなど防寒対策をしっかりした方がいいということ!(私の鑑賞経験の時期は9月上旬と7月上旬です)
私も一応薄手のカーディガン持っていたのですが、終盤にかなり冷えてしまったので、やたら大げさに拍手して身体温める作戦を一人で密かに実行していました。(笑)
音楽好きにオススメ!「スクール・オブ・ロック」は英語が分からなくても楽しめる!
予約〜鑑賞の流れまでまとめたところで、いよいよ私が鑑賞したプログラムのご紹介です!
今回鑑賞したのは「SCHOOL OF ROCK」(スクール・オブ・ロック)
2015年にブロードウェイで初演を迎え、2017年現在までロングラン中の大ヒットミュージカルの一つ。
紹介動画も貼っておきます。
こちらを観るだけでもかなり実際に近い雰囲気が伝わるはず…!
上演時間は2時間15分で途中に休憩が1度入ります。
原作は2003年、ジャック・ブラックが主演の映画。
あらすじを簡単に説明すると、主人公は私立小学校の臨時教師として友人になりすまし、採用された売れないロックミュージシャンで、学校の子供達の音楽の才能を開花させ、バンドバトルへと参加するまでを描く、というストレートな音楽×学園ドラマです。
Fanart.tv
結構有名な作品なので観たことある方も多いかもしれません。
私も映画版鑑賞しましたが、ジャック・ブラックがハマり役で超ド級のコメディ映画、本当に笑えるし、最後のライブは感動します!テンポもよくて、あまりロックは聴かない私でも思わず音楽にノッてしまうほど…!私もこんな先生がいたら毎日学校行くのが楽しかったんだろうなぁ…なんて思ったり。
最近、何かで落ち込んでいる方は是非観て観てください、元気出ます!
実際ブロードウェイを鑑賞するにあたっても、事前に映画で予習しておくと比較が出来て楽しいはず。
そしてブロードウェイ版の主人公デューイ役はこの方。
アレックス・ブライトマン
演技力が認められ、トニー賞主演男優賞にもノミネートされています。
ブロードウェイ版の感想は、ストーリーは映画に忠実なので分かりやすくテンポも良し。
主人公である彼の演技はもちろんパワフルで素晴らしいのですが、子供達の演技にとにかく感動!!世界中から集められたであろう才能溢れるキッズ達が、伸び伸び披露する歌や音楽、世界観に私は終始圧倒されっぱなしでした。パフォーマンスが本当に大人顔負け…。
子供達の人種や配役のバランスにもかなりこだわっているんだろうな、のがすごくよく伝わりました。
最後にこのセットの音楽ライブシーンがあるのですが、子供達に感情移入しすぎてもう涙が止まらなかったです…。特にアジア人の女の子(韓国系かな?)が活躍するんですけど、個人的にはそれがすごく嬉しかった!!
海外に行くと必然的に日本人というよりアジア人という意識が強くなるので。こういう世界で認められるって相当大変なはずです。
とにかく音楽性の高いミュージカルなので、実際英語が分からなくてもかなり楽しめるし、あまりミュージカルに興味ない方でも(ディズニー系のいきなり歌い出すテンションについていけない人とか)退屈せず楽しめるプログラムだと思います。
スクール・オブ・ロック、本当にオススメです。
あと、観賞に当たって最後に大事なこと言いますね。
到着初日の夜の鑑賞は絶対オススメしません。なぜなら時差ボケで絶対眠くなるから。笑
いくら興奮状態とはいえ、人間、究極の3大欲求には勝てないのです。
というのも、実体験に基づいていて2年前の「マンマ・ミーア」の鑑賞が初日で、睡魔と戦うのに本当に必死だったから。
私は何とか頑張って最後まで鑑賞しましたが、隣にいた兄は周囲を御構い無しに大爆睡でした。笑
ミュージカル終演後は周囲の治安に要注意
ミュージカルが終了する時間は大体同じなので、22:00頃の会場周辺はとっても混雑します。
すれ違う人と常にぶつかりそうになるくらいの距離感と人混みなので、鞄やポケットなどの貴重品には少し注意した方がいいです!
周辺はしばらくこんな感で人、人、人。
最近のマンハッタンはこの時間の地下鉄も割と安全だと思いますが、複数人であればまだしも、もしここから一人で遠い滞在先まで帰る場合はタクシーかUverを使った方が安全、安心かな、と思います。
何かあってからでは遅いので、不安であれば旅行中の安全はなるべくお金で買うべき、と私は思います。
また会場周辺のタクシーは他の観客との争奪戦でなかなか捕まりにくいので、少し歩いてからタクシーをゲットするのがスマートだと思いますのでよろしくどうぞ。
NYで本場の美味しいステーキが食べたい…!
さて、当時の私の状況に話を戻すと、
時刻は22:00過ぎ、上演終了後で感動で余韻に浸っている+お腹ペコペコ+お肉食べたい、
っていう心理状態です。
一言でまとめると「お肉食べたい」ってことなんですけど、とりあえず素敵なミュージカルで胸いっぱいお腹いっぱい♪って顔で、離れた席で観賞していた知人2人と無事合流。
この日は夕食の予定を全然決めていなかったので、人混みの中急いで作戦会議をすることに。
2人は翌日の朝に先に帰国してしまうので、これが実質3人で食べるNYラストディナーなのです。
ということで、ここを適当に済ませてしまうのは何とももったいないという話になり、何とか今から入店可能な素敵レストランを探すことに。
※オンラインで即座にレストランを予約できるOpen Table(オープンテーブル)というアプリを入れておくと非常に役に立ちます!
ただ時間が時間なので、どこを探してもラストオーダー直前…。
その時「あ、ウルフギャングならいけそうだよ」ってボソっと言った一言を私は聞き逃しません。
「キターーーーーッ!!肉ーーーー!!!」
ということで、「あ、いいね、ステーキ。」くらいのクールな返しをしておきながら、心の中ではガッツポーズで目はキラーンッ、テンションMAX!
質で勝負!特別な日にこそ訪れたい絶品NYステーキの名店
Wolfgang’s Steakhouse(ウルフギャング・ステーキハウス)とは日本にも六本木、丸の内、福岡、大阪に店舗がある有名な高級ステーキハウスですが、元々はここマンハッタン生まれのレストラン。
もちろん、私みたいな凡人がしょっちゅう食べられるような価格のお店ではありませんが、死ぬ前に何を食べたいかと問われたら、ウルフギャングのTボーンステーキか地元の小さな黄色い焼肉屋って答えます。
入店もラストオーダーも迫っていたこと、何より私があまりにお腹空いていたので、写真のクオリティが低すぎますが、
こちらが噂のTボーンステーキで、こんな風に店員さんが一人分ずつ切り分けてよそってくれます。
このお肉がですね、言い方間違ってるかもしれないですけど、もうグミみたいな弾力なんですよ…お肉味のグミ。(あれ、全然美味しそうじゃない?笑)
今までお肉で味わったことのないブニブニっとした柔らい食感と噛むたびに溢れる肉汁。
お肉の甘みって聞いても今までいまいちピンとこなかったんですけど、これを食べて初めてその意味が分かって、大好きなお肉と両想いになれた気がしました。
お肉効果で、普段は飲まない(飲めない)お酒も美味しくすすみます。
ポテトも頼んじゃうーーーーふふ〜〜♪
完全に前半のテンションと違うことから、いかに私が食べることで一喜一憂する単純な人間か伝わることでしょう。
あっ!
やばい、やばい、顔だけ隠さないと…
と思ったら、もうスタンプしてありました。
一瞬見間違うくらい実物も本当に同じ顔してます。
最後にデザートも堪能して
大満足でNYラストディナーを終えました。
(いや、私はまだ残り2日ある!)
ということでこれにて4日目が終了です。
翌日からは宿泊場所も移動し、正真正銘の一人旅!
相変わらずほとんどコスメのことに時間を費やしていたので、旅ブログとしては次がラストになるかと思いますが、是非最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
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それでは今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!