7/7(金)NY滞在3日目後半の続きです。
細切れにしすぎて時系列がよく分からなくなってきたので(致命的w)、改めて整理すると3日目は
早朝SOUL CYCLE
↓ (大雨)
絶品パンケーキブランチ
↓
Brooklyn散策(チョコレート、ヴィンテージショップ巡り)
↓ (Manhattanに戻る)
今ココ
です。
この後は今回の旅最高のディナー体験と深夜のタイムズ・スクエア、NYのナイトライフに迫ります。
では、さっそく行きましょう。
目次
有名セレブもお忍びで通う…?!知る人ぞ知るNYの極上イタリアンとは
Brooklyn散策を終え、チョコレートやヴィンテージショップでの戦利品を抱えて一度ホテルに戻った後、ついにこの旅で一番楽しみにしていたディナーへと向かいます。(実は私はもともと別行動の予定だったのですが、一緒に行動していた2人の計らいで急遽予約人数に含めてもらえることになりました。この場を借りて改めて御礼申し上げますm(_ _)m)
ということで、このレストランは私が事前にリサーチしたわけではなく、前知識としては「NYイチ美味しいイタリアン」ということだけ。
噂によると有名セレブもお忍びで通うとかなんとか…(私の大大大大大好きなトム・ハンクスも夫婦でよく訪れるらしい)あぁ、そんなこと聞いたら私のミーハー欲が。笑
すでに一度訪れたことのある2人からの助言では、「絶対にお腹を空かせておきなさい」ということだったので、とりあえず予約の時間まで近くのCVS(ドラッグストア)を駆け巡ってコスメを調達したり、スクワットしたり(?)とにかくずっと動き回って万全のコンディンションを整えておきました。
旅の興奮と空腹感も重なって、私の期待値という名のハードルが最大限に上がったところで、いざお店に向けて出発です。
ワクワクどきどき。
ミシュラン2つ星!イタリアン・シーフード・レストラン《Marea (マレア)》
”噂”のレストランの名前はMarea(マレア)。
場所はセントラルパークの南隣。さすがは好立地な場所にあります。
(滞在先のホテルから近いので歩いて向かいました)
Mareaはシーフードをメインとしたイタリアンレストランで、今ニューヨークで最も注目を集めると評判のセレブシェフ、Michael White(マイケル・ホワイト)氏が手がけた予約困難な人気店の一つ。
調べたところによると、NYのイタリアンレストラン部門では唯一のミシュラン2つ星を獲得。ザガットサーベイ(フランスのミシュランに対しNY発のレストラン格付けガイド)では「ニューヨークのベスト50レストラン」“The 50 Restaurants in NYC-Zagat“で常にランキング入りを果たし、「ニューヨークで一番美味しいイタリアン」と評されているとか。
なるほど、このあたりの情報から私は「NYイチ美味しいイタリアン」と告げられていたんですね。納得。
お店の外観。
(夜なのでちょっと暗くて分かりづらいですが、シーフードイタリアンということだけあって、海をイメージした深い青が素敵な外装です)
中へ入ると…
(ちょっとボケてしまいましたが)左手にはバー、
右手にはラグジュアリーな雰囲気漂う、半地下のワンフロアへと繋がります。
荷物を預け、奥に進み、席に案内されると
白を基調とした上品で素敵なテーブルセッティング!
金曜夜ということもあり、周りを見渡すと店内は既にほぼ満席の様子。
(料理より、この客層から感じる成功者の香りがプンプン凄い…)
ワインもズラリ。(750種類もあるらしい…!)
オーナーであるマイケル・ホワイト氏の「もっと気軽にイタリアンを楽しんでほしい」との意向から特にドレスコードは設けてない様ですが(それでも男性はシャツ、ジャケット着用がベターかも…短パン・サンダルはもちろんNGです)
周りを見渡しても装いに気を遣ったエレガントなお客様が多く、何より自分がお店の雰囲気をまるごと楽しむという意味で男性も女性も少しオシャレして行くのがオススメかな、と思いました。
私はドレスコードがないことに安心しきって、着替えずにデニムで行ったことを激しく後悔していたので…><
Mareaに来たらコレを頼めば間違いなし!
メニューはこちら。
緊張して写真がうまく撮れなかったので簡単に説明すると、
ディナー時のメニューはアラカルトから選ぶ方法と、$106で4コースのPRIX FIXE(プリフィックス)メニューがあるとのこと。
※プリフィックスとは前菜、パスタ、メイン、デザートなどからそれぞれ好きな一品を選ぶことできるシステム。こちらの方がオススメ。
私は初めてなので、ここは再訪の2人にオススメを聞きつつも、結局最後はオーダーを丸投げしてしまいました。
もう最初に感想を言ってしまうんですが、出された料理の全てが本当に本当に美味しくて感動の連続。間違いなく人生で最高のイタリアンだったと断言します。
全部のせるとまたとんでもなく長くなってしまうので特に私が感動したものを厳選していくと…
前菜から
ASTICE(ロブスター) $24
この料理はお店のシグネチャーでロブスターとブラータチーズのサラダです。Mareaにくるほとんどのお客がこちらを頼んでいるそう。ロブスターがプリップリなのはもちろん、そこに濃厚なブラータチーズがトロっと合わさったらそれはもう天国…。
緑のプチプチした卵みたいな物体はバジルの種で、バジルの種を1日水に浸けておくとこんな風にジェル状に変わるらしい。珍しいですよね(あとから調べました。)
見た目も繊細で美しくて、これは是非おさえておきたい逸品です。
POLIPO(蛸のグリル) $19
これも最高!グリルしたタコがとっても柔らかくてプリプリでジューシー!
私、自分の人生でタコにこんなに感動する瞬間に巡りあえる日が来るなんて思ってませんでした。
周りのテーブルでもこちらを頼んでいるグループは多く、奥の方から「こんな美味しい蛸食べたことないわ!」って感動するマダムの声も微かですが聞こえてきました。うん、激しく同意。
是非Mareaに訪れた際は、POLIPOで人生最高タコ体験を!!
続いて自家製の手打ちパスタのメニューから
FUSILLI $35 (red wine braised octopus, bone marrow )赤ワインで調理されたタコに牛のボーンマロウ(骨髄)を絡めたパスタ
パスタの中でも一番人気といわれるこちら。というか、Mareaといったらコレといっても過言ではないほど看板メニューのパスタです。
実は2人がずっと「Mareaのタコのパスタが忘れられない」と言っていたのですが、一口食べて納得。
超 絶 品 !!!
まず手打ちパスタのモチモチした弾力とコシに感動。そして濃厚なのになぜかクドくない、今まで食べたことのない味わいのソースにさらに感動。。。
「赤ワインで煮込んだタコと牛の骨髄のソース」と言われても正直よく分からない…と言ったら私の貧困な舌がバレてしまいますが(笑)、とにかくコクと旨味がギュギュっと濃縮された味。(もはや名前が「コクと旨味のパスタ」でもいいと思う…)
世の中にこんな美味しいパスタが存在したのですね。
あまりの衝撃の美味しさなので、Mareaにきたら有無を言わさず是非コレを頼んでほしいと思います。
STROZZAPRETI $35 (jumbo lump crab, sea urchin, basil )カニとウニとバジルのパスタ
(※Jumbo lump crabが良くわからなくて調べたところ、どうやらカニの鰭状になった後ろ足を動かす筋肉のことで、大きな身の塊がぎっしりと詰まっている部分らしい。)
こちらは私たちがオーダーしたわけではなく、なんとお店の方からの粋なサービス(!!)だったのですが、こちらも人気の蟹とウニのパスタです。
名前だけで美味しいの確定でしょ…て感じですが、もうこちらも最高…!!
ウニ×トマトソースってたぶんそんなにメジャーな組み合わせではないと思うのですが、それぞれの良さが引き立つ濃厚かつさっぱりしたソースでモチモチした手打ちパスタに本当によく合う!
出てきたのが終盤で2人がお腹いっぱいと言ってあんまり食べないものだから、ここぞとばかりに一人で抱えてたくさん食べちゃいました。
こんな一級品がサービスで出てきちゃうんだから、さすがミシュラン2つ星。サービスの格の違いを感じますね。
最後にはデザートも。
CIOCCOLATO $15
本当はこれとは別で2人オススメのお目当のDolceがあったのですが、メニューになく店員さんに聞いたところ、今はもうなくなってしまったとのこと…
残念。どんな味だったんだろう。
でもこちらもチョコレートが濃厚で上品なお味でした。
やはりチョコレートは正義!!!
ということで、本当に身も心も大満足のディナーでした!
高級レストランに限らずどんな場合でも、あまりに期待値が高いときは大概「んー…そうでもないかな…」と思ってしまうことが多いんですが、Mareaは期待を裏切りませんでした。
いい意味で、個性的すぎず、誰が食べても間違いなく美味しいと思える味。量も多くないのでそこも日本人向きだと思います。
食べ慣れてない高級レストランって何を使っているかよく分からないソース?食材?が未体験すぎて美味しいのかよく分からないときあるじゃないですか…(私だけ?)そういう感覚はしないのに、でも、明らかに今まで口にしてきたイタリアンとは何かが違う。
特にタコ料理のPOLIPOとFUSLLIはMareaにきたら絶対にハズせません!!
他を節約して、少し無理してでも是非訪れて欲しいレストランです。
NYで特別なディナーを、と考える全ての人に心の底からオススメしたいです!
ランチもあります。
いずれにせよ必ず事前予約を!!
《Marea マレア》
240Central Park S. (bet 7th Ave & Columbus Circle)
Tel: (212)582-5100
ランチ:月〜金 12:00-14:30
ディナー:月〜木 17:30-23:00 金・土 17:00-23:30 日:17:00-22:30
ブランチ:土・日 11:30-14:30
最寄りの地下鉄:(1)(2)(A)(B)(C)(D)59St-Columbus Circle
これぞニューヨーク!深夜のタイムズスクエアもやっぱり迫力が凄かった
Mareaにて大満足のディナーを終え、時刻は23:30を回ったころ。
金曜の夜ということもあり、まだ外には人出も多く賑わうマンハッタンの夜。
食後のお散歩も兼ねてタイムズ・スクエアへと向かうことにしました。
その名前だけは誰しもが知るタイムズ・スクエアは7th Av.とBroadwayが交差する地点とその周辺の一帯の呼び名で実はどこからどこまでということは明確に決まってないそう。
ここを舞台にした映画は数知れず、トム・クルーズ主演の「バニラ・スカイ」、クリスマスムービーでお馴染みの「34丁目の奇跡」、大どんでん返し系のコリン・ファレル主演「フォーン・ブース」、ロバート・デ・ニーロ主演「15ミニッツ」、大晦日のカウントダウンイベントが題材の「ニュー・イヤーズ・イブ」などなど。今私が思いつくだけでもこれだけあるってことは、全部数えたら相当な数に上りそうです。さすが世界の中心地!
歩いて数分で到着です!
王道ですがこれこそ私の「ニューヨークに来た〜!」と感じるランキング堂々第1位。
この看板の数とネオンサイン、電光掲示板…何度映像や写真、映画を通して観てきたか分からないくらいですが、実際目にするのはやはり感動が違います。
初めて来た時の興奮と感動はたぶん一生忘れないんじゃないかなぁ…。
そして何度来ても、やっぱりものすごくエネルギーを感じる場所。
昼間もいいですが、オススメは夜。
ほとんどのお店が深夜まで営業しているので夜から来ても十分楽しめます。
後ろを振り返ると、階段のところでは「俺はここから一歩も動かない!」と駄々をこねる男性が。
ついに寝っ転がって…
結局このまま足の方から警備員に引きずり下ろされて最終的にはズボンまで脱げてました(笑)
NYナイトライフの定番!噂のゲイバーに潜入?!
時刻はもう完全に0時を過ぎていましたが、せっかくのNY。
もっとNYらしい夜を楽しみたい、ということで続いてゲイバーを覗いてみることに。
アメリカを代表するゲイ・シティのNYでは
- クリストファー・ストリート
- チェルシー
- ヘルズキッチン
が代表的な3カ所のエリアでこの周辺にはゲイバーやゲイショップが多い模様。
※こちらは別日に撮ったグリニッチ・ヴィレッジにあるゲイの人種運動のきっかけとなった場所。「ストーンウォールイン」
1969年6月にこのゲイバーに警察が踏み込み捜査を行った際に、居合わせた客たちが初めて真っ向から警察に立ち向かったことから「ストーンウォールの反乱」と呼ばれていてゲイの歴史を語る上では欠かせない場所になっている、とか。
おなじみ、レインボーはゲイ・プライドの象徴です。
ここでちょっと話逸れるんですが、私大学時代にゲイの方に対する自分の意識や考えをガラっと変えさせられた、今でも忘れられない瞬間があって。
それまでも海外ドラマや映画でよく目にしていた世界なので別に偏見もなかったのですが、ただなんとなく、自分とは別の世界の話である、と漠然と思っていたんです。
忘れもしない、大学一年生の後期、日本人の先生による英語の授業でのことでした。
「クライング・ゲーム」(1992英)というサスペンス・スリラー・ラブストーリーの要素を持ち合わせた映画を題材に授業を進めるなかで、ちょっとネタバレになってしまうんですが同性愛のテーマを扱うシーンがあって。
多感な時期なのでやっぱり教室内はガヤガヤっとするわけですがそこで先生がサラッと一言、
(誤解を恐れずに、あえて当時聞いた言葉をそのまま書かせていただくと、)
「何で笑うの?男も女もどちらか一つの性しか愛せないなら一緒でしょ」
呟く様に言い放った、さりげない一言だったんですがこの言葉が私にとっては衝撃的で「あぁ、そうか」とすごく腑に落ちたというか…別世界だと思っていたことが途端にナチュラルなことに思えたんです。
(LGBT全体を含めるとちょっと語弊のある言葉ではありますが)このことがきっかけでいろんな愛の形を認識できる様になったので、大事なことに気づかせてくれた当時の先生には本当に感謝したいです。
話を戻して、私たちが向かったのはミッドタウンにあるIndustry Bar(インダストリー・バー)
観光客やストレートでも気軽に入店可能、数々のローカル誌がNYのベストゲイバーに選出したといわれる有名で安全なゲイバーです。
倉庫を改装したスタイリッシュな外観。
(ところで手前のグレーTシャツにデニムの方、身体すごいな…(何目線)
セキュリティにパスポートを見せて中に入ろうとしたところ…
「女性はもう定員だよ。もう少し早ければよかったのにね〜、男性は大歓迎!どんどん入って」と言われてしまいました。
ということで、女性は定員制限があるみたいで中に入れず。残念…。
せめて外の様子だけでも、と思って収めてきました。
もはやグレーの人メイン!!笑
たぶん私、気になってしょうがなかったんでしょうね。
タンクトップ率も高め。
あ〜やっぱりここまで来たら中に入ってみたかった!!というのが正直な感想。
Industry Barでは月曜日の23時からショーがあって、曜日ごとにイベントが開かれているみたいなので、気になる方は是非!
ちなみに女性は普通のバーに行くよりゲイバーに行く方が数倍安全らしいですよ^^
ということで、以上で3日目が終了です!
思い返すとたった1日の出来事とは思えないほど、内容が濃くて刺激的な1日でした。これだけ書いてもまだ書ききれていないことありますからね…いや、それは私の処理能力の問題か…
とにかく、《NY3日目》3記事に渡り長々お付きあい頂きありがとうございました!
コメント
毎回楽しく読ませて頂いてます(^^)
ニューヨーク私も一度は訪れてみたいなーと思っちゃいます!
ひとつ質問なんですが、こちらのブログはイイネボタンとかありますか?私が探せないだけでしたらすみません!(>人<;)
一言いつも楽しく読んでます!と伝えたくて今回コメント致しました(^^)今後も楽しみにしてます!
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sayo さん
とっても嬉しいコメントをありがとうございます!
私もNYが大好きでこのブログを書いているのでそう思っていただけているなら、本望というか…本当に本当に嬉しいです!
そして、わざわざイイねボタンも探してくださったんですね(泣)
一応コメント欄の手前に、Facebookやtwitter,Google+などのシェアボタンを設置しているのですが、せっかく嬉しいご配慮を頂いたのでSNSにログインしなくても押せる、単独の「イイね」ボタンを設置してみました!(記事の上下にある黄色い手のマークです)
まだまだブログ初心者でして、何かと分かりづらくてごめんなさい…
差し支えなければ、気軽にシェアやイイねをしていただけるととても励みになります(^^)
今後も頑張って更新しますので、また是非覗いて下さい♪
わざわざボタン付けてくださりありがとうございます(TT) NY記事もコスメ記事も毎回ほんとに細かく書いてくださってるので読むのが楽しみで楽しみで。(チョコとコスメは大好物で読んでてよだれものでした)
また更新楽しみにしてます!(*’ω’*)
sayoさん
こちらこそ、コメントありがとうございます!本当に嬉しいです!♪イイネボタンについても、コメント下さったおかげでつけることができたのできっかけを下さって感謝です♡⑅¨̮
どの記事も細かすぎて、長すぎて、読んでいる方は飽きてしまわないかな…と不安なのですが、頑張って書いたのでそう言って頂けると救われます(TT)
チョコとコスメ好きの共通点も嬉しいです!
また更新しますのでお時間あるときに見に来てください(^^)